野生動物

野生動物

1986年4月26日にチェルノブイリ原発事故が起こってから、今年で30年目です。人類史上最悪と言われた原発事故の現場周辺に設けられた立入禁止区域は、今ではあらゆる種類の動物たちがすむ楽園となっていて、シカ、イノシシ、オオカミなどの動物が多数生息しています。

見つかるのは、ヘラジカやビーバー、フクロウ、ほかにもこの地域には珍しいヒグマやオオヤマネコ、オオカミまで多岐にわたる。高い放射線量にも関わらず、人間による狩猟や生息地の破壊に脅かされることがないため、動物たちは数を増やしていると考えられます。

絶滅が危惧される珍しい野生のモウコノウマの群れには、大人のオス1頭とメス2頭、子馬2頭がいた。モウコウマは1998年、種の保全のためにチェルノブイリ周辺や世界の保護区域に放された。人間がいないチェルノブイリでは、生息数が増加しています。政府は無人の森を生かし、野生動物の保護区の設置を検討していてモンゴル原産の希少種の野生馬27頭が放牧され、数年間で60頭まで増えました。

チェルノブイリ立ち入り禁止区域内にいる野生動物についていえば、最近、居住禁止区域で、動物が少なくなったと言う声を聞きます。動物を、前ほど、見なくなったのだと言う話があります。でも、本当でしょうか。区域内の見学に参加すると、丸一日、自動車で走っても、動物を見ない事もあります。でも、実際は、動物の数が、減ったのではなく、動物に、出会いにくくなったのです。動物の観察が、難しくなったのです。チェルノブイリ周辺は、年々、森林が発達しています。少し前の、若木は、今では、林です。道路の上を、枝が覆い、トンネルになり、野原は、林になりました。誰も、こうなるとは、思っていませんでした。私たちの目は、レントゲンではないのです。その上に動物は人間を見ると逃げます、森の中に人間に観察されない場所に隠れています。

そうにも関わらずツアーに参加する客さんは毎年野生動物に会ったりして多くの印象的な写真を撮ります。

 

最終更新日

2017年11月15日

タグ

2日間, 3日間, ゾーン内, ゾーン周辺ぐるり

チェルノブイリツアー

チェルノブイリ・ツアー

ウクライナ在留や海外旅行中の日本の皆さんのための「チェルノブイリ立ち入り禁止区域」内部を見学できるツアー。

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